No.21 ...Border
陽だまりにただうずくまる丸くなる春の光よ我を消し去れ
狂気には僅かに届かぬ正気にはとうに帰れぬ見上げれば空
不確かな境界線に身を置きて今日を昨日の上に重ねる
見えずとも無数の傷の散らばりてグラスは割れぬいつか必ず
祈りとは誰に捧げる指を組み堅き地面に膝を折たる
狂気には僅かに届かぬ正気にはとうに帰れぬ見上げれば空
不確かな境界線に身を置きて今日を昨日の上に重ねる
見えずとも無数の傷の散らばりてグラスは割れぬいつか必ず
祈りとは誰に捧げる指を組み堅き地面に膝を折たる
(全五首)