No.5 ...予感
大粒の雨に重たく枝を垂れ知るや葉桜吾が悲しみを
抱き寄せる腕の強さ確かさを失う怖さにただ身を任せる
日没後薄紫の空間のその美しさその清らかさ
傍らの君の寝顔を守りたし少年のようなその無防備さを
夕暮れにひとつの星の輝けり揺らぐことのない意志のような
こわいこと最後の人だと言う君を失うこととその後のこと
ため息と「なんでもない」の回数が増えたこの頃心通わず
雑踏でよく似た声に振り向いて後の切なさに足を速める
約束も誓いの言葉も繰り返す嘘も電話ももう欲しくない
何もかも忘却の底に沈めろと襲い掛かるような真夜中の海
安らげる場所など何処にもないことを思いしらされ愕然とする
恋愛は一筆書をたどるよう迷いながらに糸口を探す
抱き寄せる腕の強さ確かさを失う怖さにただ身を任せる
日没後薄紫の空間のその美しさその清らかさ
傍らの君の寝顔を守りたし少年のようなその無防備さを
夕暮れにひとつの星の輝けり揺らぐことのない意志のような
こわいこと最後の人だと言う君を失うこととその後のこと
ため息と「なんでもない」の回数が増えたこの頃心通わず
雑踏でよく似た声に振り向いて後の切なさに足を速める
約束も誓いの言葉も繰り返す嘘も電話ももう欲しくない
何もかも忘却の底に沈めろと襲い掛かるような真夜中の海
安らげる場所など何処にもないことを思いしらされ愕然とする
恋愛は一筆書をたどるよう迷いながらに糸口を探す
(大学時代3/十二首)