卒業証書
最後の制服を着て
からっぽのバス停
錆びた時刻表に手を触れる

たとえばね、
よく似た声に振り返るとか
同じ名前に胸が痛むとか

だけど
そんなこと繰り返しながら
きっといつか忘れてしまうの

“卒業”という地点を通過して
その先に続く地図が
ふたりには見つからない

丸い筒に詰まった時間の全てに
笑ってサヨナラが言えるうちに
ここから歩き出そう


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