蒼の空間
秒針の刻む正確なリズムの中
冷蔵庫が時折唸る

干からびたコップに
凍てついた心に
細く開いたカーテンの隙間
夜はひっそり流れ込む

床の冷たさに頬をあて
静かに目を閉じれば
じきに身体も闇に溶けるだろう

小さく砕いた記憶の欠片は
傷の深さを問い続ける
静寂の海へいざなうように、

月が照らす
月がわらう

朝はまだ遥かに遠い。


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